代打の切り札として活躍
ヤクルトの川端が代打で決勝の適時打を放ち、チームを引き分けを挟んでの3連勝に導いた。
4-4の同点で迎えた6回、2死三塁で今野に代わって打席に立つと、谷元の内角低めへの直球を右前に運び値千金の勝ち越し打。7回に山田のソロで追加点を挙げて逃げ切り、引き分けを挟んで3連勝を飾り、今季最多となる貯金3としている。
23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた井端弘和さんは「川端選手らしいバッティング。(2015年に)首位打者を獲っているのでバットコントロール球界でもトップクラス」と称賛。「こういう選手が切り札にいるのが現在のチームの好調につながっている」と評価した。
2015年に首位打者(打率.336)と最多安打(195安打)のタイトルを獲得した打撃のスペシャリストは今季代打の切り札として存在感を発揮。20日の広島戦では森下から決勝打を放つなど、現在、リーグ3位に躍進しているチームの中で貴重な戦力として再び輝きを取り戻している。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』