敵地でのドジャース戦に先発登板したパドレスのダルビッシュ有

● ドジャース 1 - 6 パドレス ○
<現地時間4月23日 ドジャー・スタジアム>

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が23日(日本時間24日)、敵地でのドジャース戦に先発登板。初回に先制点を失うも2回以降は粘り強くゼロを並べ、7回4安打1失点の力投で2勝目(1敗)を挙げた。

 17日(同18日)の登板に続き、2試合連続でドジャース戦に先発。前回は7回1失点と好投したものの、打線の援護なく今季初黒星を喫した。しかも、投げ合う相手も2戦連続で“最強左腕”のカーショー。ダルビッシュにとっては雪辱戦となった。

 その初回、先頭のベッツにいきなり左翼線二塁打を許すと、一死一、三塁後、4番・マンシーに右前適時打を浴び先制された。なおも一、二塁のピンチだったが、5番・リオスを遊ゴロ併殺斬り。初回を最少失点で切り抜けた。

 パドレスは直後の2回表、ドジャース先発のカーショーに対し、5番・マイヤーズが左越えソロを放ち同点。3回以降もシーズン前に14年総額3億4000万ドル(約370億円)の大型契約を結んだ1番・タティスが2打席連続ソロを放ち、一発攻勢でリードを広げた。

 ダルビッシュは2回以降も走者を背負う投球が続いたが、要所を締めゼロ行進。2点リードの5回は左翼・ファムの好守に助けられるなどゼロを刻み勝利投手の権利を得た。6回はクリーンアップを相手に圧巻の3者連続三振斬り。7回は絶妙なバント安打を許すなど一死一、二塁のピンチを招いたが、カーショーの代打・ノイジーを空振り三振に仕留めたあと、続くベッツに許した痛烈なライナーは、三塁・マチャドがジャンプ一番で好捕。ここも堅い守りに救われピンチを脱した。

 ダルビッシュは7回96球、4安打1失点、9奪三振5四死球の力投で降板し、防御率は2.27。試合後インタビューに応じ「要所で三振を取れたのがよかった。(カーショーには)先週負けていたので、2連敗は絶対に避けたいと、何としても勝ちたいという気持ちで試合に臨みました」と話した。

 パドレスは2点リードの9回、7番・ファムの中前適時打などでダメ押しとなる3得点。これでドジャース戦は前のカードから3連勝とした。

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ベースボールキング編集部

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