● ソフトバンク 3 - 4 日本ハム ○
<5回戦・PayPayドーム>
日本ハムは引き分けを挟み3連勝。ドラフト1位の伊藤大海投手(23)が、6回4安打無失点の力投で待望のプロ初勝利を手にした。
伊藤はデビュー登板から4試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成しながら、打線の援護に恵まれずここまで0勝2敗。この日は立ち上がりから走者を背負うイニングが続いたが、緩急を駆使した投球で粘り強くゼロを並べた。
打線は2回、7番・大田の右前適時打で先制。5回は1番・郡の左前適時打で2点目を奪い、6回は4番・近藤が5号2ランを右翼席へ運び4-0とリードを広げた。
伊藤は6回102球、4安打無失点、3奪三振5四球の内容で降板。この日はやや制球に苦しみ毎回走者を背負ったが、2併殺を奪うなど要所を締め、デビューから5試合連続クオリティースタートを達成した。7回以降は小刻みな継投。3点リードの9回に抑えの杉浦が2本のソロ本塁打を浴びたが、何とか1点リードを死守し新守護神は7セーブ目(1敗)をマークした。