2021.04.30 18:00 | ||||
東北楽天ゴールデンイーグルス | 8 | 終了 | 1 | 千葉ロッテマリーンズ |
楽天生命パーク |
谷沢氏も打撃分析「順応しようとしてる」
楽天が2分けを挟んで3連勝。ロッテを本拠地に迎えたカード初戦で先勝し、単独首位の座を守った。
序盤は先発の涌井秀章が押し出しで先制点を献上するなど不安な立ち上がりだったが、2回に連続適時失策で逆転すると、続く3回には新助っ人の5番・ディクソンが右中間突破の2点適時打を放ちリードを拡大。援護を受けた涌井は5回105球を要しながらも1失点と尻上がりの好投で、リーグトップタイの今季4勝目(4勝0敗)を手にした。
30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣は、「5番・指名打者」で先発出場していた楽天の新助っ人・ディクソンに太鼓判。この試合では4打数1安打ながら貴重な2点打を放ったスラッガーを評価した。
解説者の谷沢健一氏は「テイクバックをあまりとらずにバットを出していくあたり、日本の投手に順応しようという意識が見える」と、その打撃スタイルを分析。器用さも併せ持つ188センチ・97キロの巨漢が秘めるポテンシャルに期待を寄せた。
また、電話出演した金村義明氏は「間違いなく日本向きだと思いますよ。三塁打でヘッドスライディングを見せるようなガッツもありますし、本人がヒーローインタビューで言ってるように『野球ができる喜び』を噛み締めているようなプレーぶり」と懸命なプレーを絶賛していた。
23日の来日初出場から6試合に出場して23打数5安打の打率.217、1本塁打と、まだまだ本領発揮はこれから。打線の核として期待される新助っ人に今後も要注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』