◆ カード初戦に先発「嬉しいけど気にせず」
急性胃腸炎で4月23日に登録を抹消されていたオリックスの宮城大弥が、3日の西武戦(メットライフ)で復帰登板することになった。
宮城は22日の練習中に体調不良を訴えローテーションから離脱。「お腹痛いのは急に来ました。絞られてる感じで、練習の時がいちばん辛かったです。食事も出来ませんでした。栄養ゼリーは飲めたんですけど、固形物は食べられなくて。その日がいちばんキツかったです」と当時を振り返り、「次の日から少しずつ良くなって、2日経ったら良くなりました」と回復を強調した。
練習に関しては「みんな休んでいる日に体を動かしたりとかしました。休んでた割には意外と動けてたので大丈夫と信じてます」と語り、即復帰登板にも問題はない様子。本拠地での一軍練習にも合流しており、元気に練習に励む姿が見られている。
西武打線については「先頭を出したら走ってくる。エンドランを仕掛けて来たり、外人や3、4番は一発もあるので、そこの甘い球を気をつけて、しっかりゲームを作れるようにしたい」と先頭と主軸をマーク。「メットライフでは2回投げさせてもらってるので、いいイメージを持って投げたい」と意気込んだ。
先発ローテーションの一角として今季は4試合に登板し2勝0敗、防御率1.26の好成績を残している左腕の復帰はチームにとって大きい。今回はカード頭を任せられるが、「嬉しいですけど気にせずマウンドに入ろうと思います」と平常心で復帰のマウンドに上がる。
取材・文=どら増田