◆ 登板を回避し打者出場、豪快な中越え2ラン!
エンゼルスの大谷翔平選手(26)が現地時間3日(日本時間4日)、本拠地エンゼルス・スタジアムでのレイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。6回の第3打席にメジャー全体でトップタイとなる9号2ランを放った。
大谷はこの日のマウンドに上がる予定だったが、前日2日のマリナーズ戦で右肘に死球を受け登板回避。それでも指名打者でスタメンに名を連ね、ここまで3勝1敗、防御率1.67を記録しているレイズ先発の剛腕・グラスノーと対戦した。
一死無走者で迎えた初回の第1打席、4球目のカーブを弾き返した打球は三遊間を守っていた三塁手・ブロッソーのグラブを強襲し中前へ。この間に大谷は一気に二塁を陥れ、中前二塁打で3試合ぶりとなる安打をマークした。続くトラウトの打席で三盗を狙ったがここは失敗。先制ホームインとはならなかった。
4点を追う3回は一死二塁の好機だったが、カウント0-2から落差のあるカーブにタイミングを崩され空振り三振。それでも0-5で迎えた6回、無死一塁の場面でグラスノーの2球目スライダーを捉えると、打球は中堅フェンスを軽々と超える追撃2ランとなった。今季9号は両リーグ通じてトップタイ。マルチ安打は今季8度目となった。