○ 西武 6 - 2 オリックス ●
<9回戦・メットライフ>
オリックスは1勝1分けで迎えたカード3戦目に敗れ、わずか2日で5位に逆戻り。先発の山本由伸が自己ワーストの10安打を浴び、7回途中5失点で今季3敗目を喫した。
山本は初回、いきなり先頭の若林に右中間二塁打を許すと、連続三振で二死までこぎつけたものの4番・中村を四球で歩かせ、5番・栗山に先制の中前適時打を許し失点。3回にもイニング先頭の2番・源田に左翼線二塁打で出塁され、4番・中村に適時打。5回には源田のバントヒットに盗塁と悪送球が重なり4番・中村に適時打と、西武のベテラン勢に勝負所で手痛い一打を浴びた。
6回はこの日初めて三者凡退に抑えるなど粘り強くゲームメイクしたが、7回一死から途中出場の金子に右前打で出塁され、続く源田に左中間突破の三塁打。この日10本目の安打で4点目を失ったところで降板となった。
後を受けたK-鈴木が森に2ランを浴びて、山本は6回1/3(120球)を投げて被安打10、与四球2、奪三振6で失点5(自責4)の内容。プロ入り5年目、通算104試合目の登板にして2桁安打はキャリア初。昨年8月11日・ソフトバンク戦以来の5失点で、西武戦は今季2戦2敗となった。