来日の目処立たず
楽天は6日、アダム・コンリー投手(30)と来日に関して協議を続けてきた結果、契約を解除することで合意したことを発表した。
190センチ、94キロのコンリーはアメリカ出身の長身左腕。2015年にマーリンズでメジャーデビューし、2016年には先発として8勝6敗、防御率3.85の好成績を残し、2018年からは主にリリーフで2年連続で50試合以上に登板。今季はメジャーでの登板はなかったが、メジャー通算174試合に登板し、25勝30敗5セーブ、防御率4.82をマークしていた。
コンリーは今回の契約解除を受け、球団を通じて以下のようにコメントしている。
▼ アダム・コンリー投手のコメント
まずはじめに、私と家族の決断をご理解いただき、受け入れてくれた楽天イーグルスには心より感謝しております。
契約した時から楽天イーグルスでプレーできること、日本という素晴らしい国で生活することを本当に楽しみにしておりました。
しかし、コロナの影響で来日時期が遅れ、これまでアメリカで自主トレを続けてきましたが、日本の状況がさらに悪化しているのを見て、このまま来日し、日本のファンの皆さんの前でプレーするのが困難であると家族とも話をしました。
残念ながらこのコロナ禍に日本でプレーするのは最適なタイミングではないと決断しました。
楽天イーグルスの一員として、日本でプレーができないことは残念ですが、このチームにとって素晴らしいシーズンであることを祈ります。