9日、5回無死一・二塁、打者ウィーラーのとき、けん制に帰塁する一走坂本。一塁手オスナ(C)Kyodo News

◆ 解説陣は若大将への期待語る

 巨人は最終盤に2点差をひっくり返して、ヤクルトに逆転勝ち。貯金を今季最多タイの「7」に戻し、首位・阪神との「3.5」差をキープした。

 巨人は2点を追う8回、イニング先頭の4番・岡本和真がマクガフの投じた内角の151キロを捉え左中間スタンドへ6号ソロを放り込むと、1点差の9回一死一二塁の場面で、今度は守護神・石山の外角のスライダーを右翼席へ。2打席連続のアーチが自身初のサヨナラホームランとなった。

 しかし、この一戦ではチームの主将・坂本勇人が負傷交代するアクシデントもあった。5回無死一二塁の場面で、捕手からの牽制にヘッドスライディングで帰塁した一走・坂本が右手を痛がる様子を見せ、直後の6回表の守備から途中交代。球団は試合後に「右手母指(親指)末節骨の骨折」と診断されたことを発表した。

 9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、故障のリスクが高いとされる“ヘッドスライディングの是非”が話題に上がったが、解説の高木豊氏は「その方が帰塁が速いので。頭から行くのは仕方ないですけど…」とヘッドスライディングに一定の理解を示しつつ、「キャッチャーからの牽制というのは想像してなかったんでしょうね。だから坂本が少し慌てましたよね」と、走者にとって想定外のプレーから生まれた“事故”だったとの見解も示した。

 右肘の違和感で8日に一軍登録を抹消された菅野智之に続いて、打の柱も欠くことになった巨人。番組に電話出演した金村義明氏は「こういうときこそ岡本が『新・若大将』としてチームを引っ張っていってほしいですよね」と殊勲の2発を放った4番に言及し、緊急事態を救う主砲としてのさらなる活躍に期待を寄せた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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