西武・辻発彦監督

◆ 初回に見せた打者7人の姿勢を評価

 今季ここまで6試合を戦って楽天戦での白星がない西武は11日、敵地で行われた一戦で初回から積極的な姿勢を見せ、相手先発の岸孝之を追い込んだ。

 初回、先頭の源田がライト前へのヒットで出塁すると、続く森友哉が右翼スタンドに放り込む2ランを放ち先制。さらに、3番の中村剛也も中前安打で出塁し、4番・栗山巧は中飛、5番・山川穂高が左安打でチャンスを広げたが、6番・愛斗と7番・鈴木将平が連続三振で追加点を奪うことはできなかった。

 西武はその裏に島内宏明の2点適時二塁打で追いつかれると、4回にも島内の適時打で失点。それでも4回に一死から愛斗と鈴木の連打で一死一、三塁とし、スパンジェンバーグの犠飛で試合を振り出しに戻した。

 結局、勝ち越すことはできなかったが、岸は5回で降板となり、その後は両救援陣の奮闘もあって試合は引き分けに終わったが、11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた野村弘樹さんは、西武打線が見せた初回の攻撃をポイントに挙げ、「(岸は)打者7人に投げたけれど、ファーストストライクを全部振ってこられた。ピッチャーは入り球に神経を使うが、振れる西武打線がほとんどの球種のファーストストライクを振ってくるのでピッチャーからすると気持ち悪い」とコメント。

 実際、初回の全打者がファーストストライクから積極的にバットを振り、4安打を集め、岸は初回だけで24球を投じる結果に。野村さんは「攻略したとは言えないけれど、初回から積極的にいった西武打線は立派だった」と述べ、チームとして攻略の糸口を見出そうとした姿勢を評価した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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ベースボールキング編集部

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