アストロズ戦に「2番・投手」で先発出場したエンゼルス・大谷

◆ 直球の制球よく今季最多の10奪三振、四球は1つだけ

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)が現地時間11日(日本時間12日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「2番・投手」で先発出場。投げては7回10奪三振1失点、打っては2試合ぶりの安打を放ったが、今季2勝目の権利は得られなかった。降板後は右翼のポジションに入り出場続行。外野での出場は今季2度目となった。

 先発登板は今季5度目で、指名打者を解除した投打の同時出場は今季3度目。一死無走者で迎えた1回表の第1打席、まずは打者としてアストロズの先発右腕・マクラーズと対戦し、3球目のチェンジアップを打ち損じ二ゴロに倒れた。

 その裏マウンドに上がり、1番・アルトゥーベに初球を中前へ運ばれたが、2番・ディアス、3番・ブラントリーを連続三振斬り。4番・アルバレスは三ゴロに退け無失点スタートを切った。2回は二死から四球を与えるも危なげなく無失点。3回はテンポ良く3人で斬り、序盤3イニングを33球で終えた。

 0-0で迎えた4回表は先頭打者として2度目の打席に入り、カウント1-2後のナックルカーブを振らされ三振。その裏、先頭のブラントリーに中前打を許したが、後続を3者連続三振に仕留めゼロを刻んだ。しかし5回、先頭の7番・タッカーに先制のソロ被弾。2ボール1ストライクとバッティングカウントで投じた96.1マイル(約155キロ)の直球を左翼席へ運ばれた。それでも、後続を連続三振に仕留めるなど5回を最少失点。6回、7回もテンポ良くゼロを刻み、7回88球、4安打1失点、10奪三振1四球の内容でマウンドを降り防御率は2.10となった。

 打席では6回、先頭で2試合ぶり安打となる右前打をマーク。エンゼルスは7回、7番・ウォードの右越えソロで追いつき、試合は1-1の同点で終盤8回へ。大谷は投手から右翼へポジションを移し出場を続行した。

 また、この日の登板で今季の登板イニング数が20イニングに到達。打者としての20試合のスタメン出場(1試合3打席以上)と合わせ、投手登録から「Two-Way-Player(二刀流選手)」での登録に切り替わることになった。コロナ禍によって投手13人の制限ルールは昨季除外され、それが今季も継続中だが、将来的に投手登録の人数制限が復活すれば球団にとっては大きなメリットとなる。

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ベースボールキング編集部

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