コントロールに自信
西武は13日、育成選手の水上由伸投手(22)と支配下選手契約を結んだことを発表した。背番号は「128」から「69」に変更となる。
水上は、帝京三高から四国学院大を経て2020年の育成ドラフト5位で西武に入団。今季はここまで、イースタン・リーグで13試合(14回1/3)に登板し、0勝2敗の防御率6.91という成績ながら、渡辺久信GMは「しっかり打者と対峙できる、ストライクゾーンで勝負することができる投手」と評価し、「性格が強気。とても大事なことで、(今後一軍の)試合の中でも打者のインコースに投げることができると思う。ボール自体も強く、変化球も多彩なので、これから戦力になってくれると思います」と、期待を寄せた。
また、入団1年目で支配下を勝ち取った水上は「支配下選手契約を結んでいただき、素直にうれしいです。さらに身が引き締まる想いです。これまでファームでは様々な場面で使っていただき、経験を積ませていただいていました。コントロールには自信がありますが、打者の内角を攻めていけるところを評価していただいたのではないかと思います。一日でも早く一軍に上がることが今の目標です」とコメントし、さらなる活躍を誓った。