かつての教え子の一打に…
楽天の内田靖人がオリックス戦で今季初本塁打を放った。
内田は「7番・一塁」で先発出場。7回二死2、3塁の場面でオリックス山岡のストレートを捉え、左中間席に3ラン。試合には敗れたものの、8年目の和製大砲が今季初アーチを放った。
14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた大久保博元さんは内田の一打に「涙が出ましたよ」としみじみ語り、「内田が入団した時、(当時楽天の監督を務めていた)星野監督と話をして二軍でも一試合も外さずに2番で使うと決めて(当時は)こんなバッティングできずに1年間終わった子が…うれしいです」と楽天二軍監督時代に指導したかつての教え子の活躍を感慨深い様子で話した。
2013年にドラフト2位で楽天に入団した内田は長打力が魅力の和製大砲として期待され、2018年には12本塁打を放つもその後は一軍で結果を残せず低迷。復活を期す今季は7試合目で待望の今季第1号を放った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』