2021.05.16 14:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 5 | 終了 | 6 | 阪神タイガース |
東京ドーム |
ブルペンで存在感示す33歳
巨人の野上亮磨投手は16日、本拠地で行われた阪神戦にリリーフ登板し1回無失点の好投。自身4試合連続の無失点投球で、今季の防御率を「1.65」に良化させた。
野上の出番は1点ビハインドの7回。先頭の2番・山本泰寛を三ゴロに打ち取ると、続く3番・マルテと4番・佐藤輝明を連続三振。14球で三者凡退と危なげない投球でゼロを刻んだ。
16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた江本孟紀氏は「ここのところ良いですよね。特にストレートが走ってる。身体もよくキレてるし、久しぶりに出てきて気合いも入ってる」と、アキレス腱断裂の大怪我から這い上がってきた右腕の働きぶりを評価した。
また、電話出演した達川光男氏は「非常に器用な投手。西武からFAで獲ってもらっただけの力はあるわけで、(先発・リリーフ)両方とも器用にこなすと思いますよ。肩のできも早いし、球種も豊富」とブルペンで輝きを放ちつつある右腕についてコメントしていた。
2017年シーズン後にFA移籍で巨人に加入し、巨人2年目以降は故障にも悩まされてファームで過ごす時間が増えていたが、移籍4年目となる今季は8試合(16回)に登板して0勝1敗4ホールド1セーブ、防御率1.65の好成績。イニング跨ぎもいとわぬマルチな活躍で、巨人ブルペンを支えている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』