2021.05.19 18:00 | ||||
阪神タイガース | 3 | 終了 | 1 | 東京ヤクルトスワローズ |
甲子園 |
梅野のサインに首を振るなど強気な一面も
阪神の高卒2年目・西純矢投手(19)が19日、本拠地・甲子園でのヤクルト戦でプロ初登板初先発。4四球を与えるも5回を無失点無失点に抑え、デビュー戦白星の権利を持って救援陣にバトンを渡した。
初回、1番・山崎、2番・中村に連続四球を与えるも、山田、村上、オスナのクリーンアップを3人で斬り無失点スタート。2回も先頭の6番・青木を四球で歩かせたが、続くサンタナのバットをへし折り二ゴロ併殺でピンチの芽を摘んだ。3回はテンポ良く3者凡退。4回は再びクリーンアップを3人で斬り、5回は二死から四球を与えたがゼロを刻んだ。
両軍無得点のまま迎えた5回裏、西純は代打・原口を送られ交代。原口は空振り三振に倒れたものの、一死後、1番・近本が3号ソロを右翼ポール際へ運び、西純にプロ初勝利の権利が発生した。
デビュー戦は5回87球、無安打無失点、1奪三振4四球の内容。変化球の精度に苦しんだものの前夜15安打14得点のヤクルト打線をノーヒットに封じ、要所ではバッテリーを組む梅野のサインに首を振るなど強気な一面も垣間見せた。