1試合2発で初の大台10号
オリックスの杉本裕太郎が1試合2本塁打を放ち、自身初のシーズン2桁本塁打を記録した。
2回、先頭打者の杉本は岩下の147キロの直球を右中間スタンドに放り込むと、8回には唐川の高めのカットボールを逆らわずに再び右中間スタンドへ運んだ。今季2度目となる1試合2本塁打で、プロ入り6年目で初の2桁本塁打を達成した。
15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた井端弘和さんは「(190センチ、104キロの)身体だけ見ても魅力満載。右バッターが反対方向に大きな当たりを打てるのでこのままシーズンを通して4番でいってほしい」と語り「このままのペースでいけば30本はいける」とさらなる活躍に期待を込めた。
今季途中で4番に座った杉本は19日終了時点で打率.300(リーグ5位)、本塁打10(リーグ2位)、打点24(リーグ7位タイ)と4番にふさわしい堂々の活躍を披露。昨季は打率重視で減少していた長打率も、リーグトップのロッテ・マーティン(.569)に次ぐ.554と持ち前の長打力でも存在感を示している。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』