6打数4安打・2打点と躍動!
楽天が点の取り合いを制して首位固め。
試合がなかったソフトバンクとの差を「0.5」に拡げた。
計15安打を放ったチームの中、ひと際輝きを放ったのが「5番」に入った岡島豪郎。
打撃好調な大卒10年目の31歳は、0-0で迎えた4回二死一塁の第2打席で先制の適時三塁打を放つと、味方が一気に5点を挙げた5回表にもセンターへと弾き返す安打。2イニング連続で安打をマークする。
その後も岡島のバットは止まらず、6-4と迫られて迎えた7回表二死一・三塁のチャンスでもレフトへと運ぶ適時打を放ち、一死二・三塁の8回はセカンドへのゴロも、相手の二塁手・中村奨吾がホームへ悪送球。ここも得点に絡み、極めつけは9回の第6打席でライトへの安打。この日は6打数4安打の大暴れを見せた。
これで3試合連続のマルチ安打となり、打率も.341まで上昇。規定打席には届いていないものの、30試合の出場で31安打を記録。5月は打率.396とその勢いが止まらない。
岡島の好調ぶりについては、21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも取り上げられたが、解説者の金村義明氏は「僕的にはこれくらい打って当然という感じ」とコメントする。
かつて2013年には79試合の出場で打率.323とブレイクし、翌2014年にはレギュラーとして142試合に出場してシーズン154安打も放った男。
金村氏は「もともと打撃の人ですからね。これくらいのバッティングセンスはあるんです」と語り、「なかなか出てこないなぁ…と思っていましたけど、僕的にはこれくらい打って当然」と解説。
“好調”というよりも“本領発揮”のイメージであることを説明しつつ、ここ数年苦しんできたところからの逆襲に期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』