ニュース 2021.05.24. 20:21

コロナ禍で開催要項が変更!セ・パ交流戦のルールをおさらい

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2019年の交流戦優勝を決め、喜ぶソフトバンクの(左から)福田、内川、和田、松田宣=東京ドーム(C)Kyodo News

交流戦が開幕!


 いよいよ開幕する「日本生命セ・パ交流戦 2021」。5月25日(火)から6月13日(日)までの3週間、全108試合の熱戦が繰り広げられる。

 今年で16年目を迎える交流戦。今や当然のようにシーズン中に組み込まれている毎年恒例のイベントになるが、今年は2年ぶり、それもコロナ禍での開催ということもあり、開幕前日の24日に今季限りの特別ルールが決定した。

 これまでは全日程終了後に勝率第1位球団が交流戦王者となっていたが、予備日を含めた6月17日までに全日程が消化できなかった場合は、その時点での勝率第1位球団が優勝チームとなる。

 その場合は、<15試合以上消化かつ勝率.500以上>が条件となる。ただし、消化が15試合に満たない球団でも、<未消化試合を負け数として加算し、その勝率が1位球団を上回る場合>は、その球団が「交流戦優勝球団」となる。

 条件を満たす球団が1球団もない場合は、全球団が未消化試合を負け数として加算し、その勝率によって「交流戦優勝球団」を決定すルコとになった。

 その他、交流戦の様々なルールや取り決めは以下のとおり。


開催要項

【日程】5月24日(火)~6月13日(日) ※予備日は含まず
【試合数】全108試合
【特別協賛社】日本生命保険相互会社


表彰

【チーム表彰】
☆勝率第1位球団を「交流戦優勝球団」として、日本生命保険相互会社様から賞金3000万円贈られる。

【個人表彰】
☆「日本生命セ・パ交流戦MVP」
→ 12球団から最も活躍した選手1名。賞金200万円。

☆「日本生命賞」
→ セ・パ両リーグから活躍した選手1名ずつを選出。賞金100万円。


試合に関する取り決め

(1)サスペンデッドゲームは採用しない。

(2)予告先発制度を採用する。

(3)指名打者制は、パシフィック・リーグ球団の主催試合のみに採用。

(4)勝率第1位球団を「交流戦優勝球団」とする。
<6月17日までに全日程が消化していない場合>
 ― 6月17日終了時点の勝率第1位球団を「交流戦優勝球団」とする。《15試合以上消化かつ勝率.500以上》が条件。
 ― 消化が15試合に満たない球団でも、未消化試合を負け数として加算し、その勝率が1位球団を上回る場合は、その球団を「交流戦優勝球団」とする。

<条件を満たす球団が1球団もない場合>
 ― 全球団が未消化試合を負け数として加算し、その勝率によって「交流戦優勝球団」を決定。

(5)勝率によって2位以下の順位を決定する。
 ― 6月17日までに全日程が消化していない場合、6月17日終了時点の勝率によって2位以下の順位を決定。

(6)勝率が並んだ場合は、以下の成績にしたがって順位を決定する。
<2球団が並んだ場合の優先順位>
 ―「1」勝数
 ―「2」直接対戦成績
 ―「3」交流戦のTQB<(得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング)>が大きいチーム
 ―「4」交流戦のER-TQB<(相手自責点による得点/攻撃イニング)-(自責点/守備イニング)>が大きいチーム
 ―「5」交流戦のチーム打率
 ―「6」2019年度日本生命セ・パ交流戦の上位チーム

<3球団以上が並んだ場合>
 ―「1」勝数
 ―「2」交流戦のTQBが大きいチーム
 ―「3」交流戦のER-TQBが大きいチーム
 ―「4」交流戦のチーム打率
 ―「5」2019年度日本生命セ・パ交流戦の上位チーム

(7)交流戦予備期間以降に組み込まれる試合の勝敗数は交流戦の順位決定には算入しない。
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