2021.05.25 17:45 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 10 | 終了 | 3 | オリックス・バファローズ |
横浜 |
野球経験者の南條さん「死ぬほど緊張」
本拠地で行われる『日本生命セ・パ交流戦』の全9試合を対象に開催するスペシャルイベント『交流戦 SERIES 2021』の応援隊長に就任した「すゑひろがりず」が25日、横浜スタジアムで行われたDeNA-オリックス戦の試合前に登場し、ベイスターズにパワーを送った。
羽織袴姿でグラウンドへ現れた2人は、スターティングラインナップを和風に読み上げると、「我らとともに、大いに盛り上がりましょう!」とスタンドに呼びかけ、横浜DeNAベイスターズを「横浜遺伝子湾岸キラ星軍団」に、ソトの応援歌は「ソチは嵐の中南米(君は 嵐のカリビアン)、ソト!ソト!ソト 参れ!(ソト!ソト!ソト レッツゴー!)」と変換。大学野球部の後輩でもある天野通訳の「マネージャーと付き合って、すぐ別れた」という暴露話も披露し、笑いを誘った。
その後、マウンドに上った南條庄助さんは、審判を務めた三島達矢さんの付けたおかめの面に気を取られたのか、ボールは左打者・神里和毅の外角高めに大きく外れ、悔しさを滲ませマウンドを後にした。
セレモニアルピッチを終えた南條さんは「死ぬほど緊張しました。意識もないぐらい…やってました?」と、相方に確認する一幕も。「天井にボールを投げて指先の感覚を養ったり、電車でも硬球を握っていた。あんだけやったのに」と悔やみ続け、ネタでも「何度も噛んだ」と落胆。しかし野球人としてマウンドに上ったことで「マジで末代まで語り継ぐほど光栄なこと。プレートを踏めただけでも良かった」と笑顔を取り戻し、「公式コメントは100点です!」と言い切った。
ベイスターズについて尋ねられた南條が「心はベイスターズブルー。真っ青な血が流れています。いま切ってみせましょうか!?」と語れば、三島も「横浜一心ですよ!」と続けた。最後は2人で「横浜一心の精神で交流戦、勝って勝って勝ちまくれ〜!寿!」と包を叩いて景気をつけた。
横浜DeNAベイスターズ誕生10周年と同じく、コンビ結成10年の節目を迎えた、すゑひろがりずのエールを受け、交流戦から勢いを取り戻したいところだ。
写真・取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)