4回に第15号の右越え3ランを放つエンゼルスの大谷翔平

○ エンゼルス 11 - 5 レンジャーズ ●
<現地時間5月25日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)が25日(日本時間26日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。4回に右翼ポール際へ飛び込む15号3ランを放ち、チームの大勝に貢献した。

 レンジャーズの先発左腕・ヤンと対戦した初回の第1打席は、一度もバットを振らず四球で出塁。一死無走者だった3回の第2打席は空振り三振に倒れた。それでも5点リードで迎えた4回の第3打席、二死一、三塁の好機で2番手右腕のデガスと対峙。フルカウントから内角に入っているカットボールを捉えた打球は、ライナーで右翼ポール際に飛び込む弾丸3ランとなった。

 飛距離115.8メートル、打球速度117マイル(約188キロ)の一撃はキャリア最速。スタットキャストでの打球速度最計測が始まった2015年以降、球団での最速本塁打記録もマークした。この日のヤンキース戦で16号2ランを放ったブルージェイズのゲレロJr.に1本差に迫る、リーグ2位の15本塁打目となった。

 6回の第3打席は3番手右腕のエバンスと対戦したが、1ストライク後4球連続ボールで四球。一死一、三塁の好機だった8回の第5打席は4番手左腕のマーティンと対戦し、最後はボール球のスライダーに手を出し空振り三振に倒れた。この日は3打数1安打3打点、2四球2三振の成績で打率は.269となった。

 大谷の1試合2四球は、右ふくらはぎを痛め離脱中のトラウトが負傷交代した17日(同18日)以来、今季2度目。4月の23試合で計3つだった四球数は、トラウト離脱後の8試合だけで計6つと増加傾向にある。この試合も相手バッテリーがボールゾーンで勝負する場面が目立ち、第5打席は強引に手を出し空振り三振。3番に入ったレンドンはこの日も5打数無安打と状態が上がらず、前を打つ大谷が勝負を避けられる場面も目立つ。今後もトラウト不在が、本塁打数トップを争う大谷の打撃に大きな影響を与えそうだ。

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ベースボールキング編集部

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