凡ミス連続で大敗…
DeNAは投懐と守乱で大量失点し、14失点で大敗を喫した。
DeNA先発の大貫晋一は立ち上がりから制球が乱れ、今季最短2回途中3失点で降板。2番手の中川虎大は一死1、3塁でロメロをサードゴロに打ち取るも三塁手の宮﨑敏郎がフィルダースチョイスで追加点を許す。さらに、T-岡田のライト前で二死満塁とされると、モヤのセンターへの平凡なフライを桑原将志がまさかの落球。3人の走者が全員生還し、0-7とされ序盤で試合が壊れてしまった。痛恨のエラーを喫した桑原は、3回二死2塁の好機でセンターフライに倒れると、直後に神里和毅に交代となった。
26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた片岡篤史さんはDeNAの守備のミスについて「横浜スタジムというのは5点くらいはワンチャンスでひっくり返ると言われる球場なので、守備側は1点でも少なく、攻撃側は1点でも多くという(攻守で)粘りが大事になってくる」と前置きし、「ホームチームである桑原の落球は説明しようがない」と苦言を呈した。さらに、「昨日あれだけいい勝ち方をしているだけにこういうミスで失点を重ねるということを無くしていかないとDeNAは浮上できないと思う」と述べた。
一方で6回の打席で15球粘って四球で出塁した伊藤光について「DeNAは個人を見ると良い選手が多い。そういう中で全員で一つのものを共有して頑張るということができてくればもう少しチーム力が上がってくると思う。(伊藤光のような)こういう姿勢を各個人が持ってやらなければいけない」と大差の中でなんとか出塁しようという伊藤の姿勢を評価した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』