2021.05.27 18:00 | ||||
阪神タイガース | 4 | 終了 | 6 | 千葉ロッテマリーンズ |
甲子園 |
被安打7本は全て「ストレート」
ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希が甲子園で行われた阪神戦に先発し、5回7安打4失点でプロ初勝利。高校時代にあと一歩届かなかった夢舞台で嬉しい初白星を手にした。
デビュー2戦目で初勝利を上げた佐々木朗の投球について、27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた田尾安志氏は「さすが!」と称えつつ、「もっと真っ直ぐで空振りを取れるピッチャーかなと思ったけど、きょうの真っ直ぐはみんな合わされた」と、7安打全てストレートを捕えられていた点に言及。
田尾氏は「今日はほとんど150~152キロくらい。160キロ超えのボールが投げられるということなので、これからもう少しスピードが出てくればアウトが取れると思うんですけど…」と現状を分析し、「いまはフォークとスライダーで空振りを取れるんですけど、真っ直ぐでは空振りが取れない。このあたりはキャッチャーも考えて配球していかなきゃいけないのかな」と、マスクを被る女房役のリードを指摘した。
この日佐々木朗希とバッテリーを組んだのは前回登板と同じく大卒2年目の佐藤都志也。8回からマスクを被った江村直也も含めて、阪神打線のなかでも5番・サンズには4打数4安打と打ち込まれた。
安打のシーンを見た田尾氏は「きょうのサンズは4の4だけどほとんどが外角のボール。インハイが苦手なので、もう少しうまく使ってほしいな」とロッテバッテリーの配球面に工夫を求めていた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』