5回にピンチを招き、桑田コーチ補佐(左から2人目)に声を掛けられる巨人・横川(同3人目)=東京ドーム

◆ ファームでの奮闘ぶりがうかがえた5回2失点

 巨人の高卒3年目左腕・横川凱が本拠地で行われた楽天との交流戦で今季初先発。打線が3安打完封負けをくらいプロ初黒星を喫したが、5回4安打2失点(自責1)と奮投した。

 横川は初回に一塁・スモークのエラーなどでピンチを迎えたものの、3回まで要所を締める投球でゼロ行進。4回二死無走者から6番・茂木栄五郎にソロアーチ、5回には大阪桐蔭高の大先輩にあたる3番・浅村栄斗に適時打を浴びて2点を失ったが、続くピンチでは後続を許さず5イニングを投げきった。

 27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務めた高木豊氏は、「巨人はいまちょっと投手陣が手薄になってるじゃないですか。こういうピッチャーが出てきてくれると心強いですよ」と、ローテーション候補の投球を評価した。

 横川は前回16日のファーム登板で、9回を3安打無失点に抑えて自身初完封をマーク。イースタンでは無傷のリーグトップ5勝を挙げ、この日の一軍昇格きっぷを掴んでいた。

 高木氏は「ファームの完封ゲームを見てたんですけど、もう最後の9回はヘロヘロで、『阿部二軍監督どうするのかな』と思って見てたら、投げきったんですよね。そういうのってやっぱり大事じゃないですか。今日は負けましたけど、投げきった“自信”がこの日のマウンドでも活きてた気がします」と、阿部二軍監督がみせた“我慢の起用”がこの日の好投に繋がったと指摘した。

 昨年の2試合も含めて、ここまで一軍通算3試合で未勝利。菅野智之や今村信貴が先発ローテーションから離脱しているという状況もあり、次回登板への期待は大きい。次こそは悲願のプロ初勝利へ…。巨人の未来を担う大型左腕に引き続き注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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