オープン戦でも一軍に帯同
ソフトバンクは28日、育成選⼿の⼤関友久投手(23)と⽀配下選⼿契約を締結したことを発表した。背番号は「122」から「42」に変更となるが、新ユニフォームが届くまでは「122」を背負ってマウンドに上がる。
大関は、土浦湖北高から仙台大を経て2019年の育成ドラフト2位でソフトバンクに入団。2年目の今季は春季キャンプでA組昇格を果たすと、オープン戦で5試合に登板するも3試合で失点を喫するなど結果を残しきれず、開幕前の支配下登録とはならなかった。
自身も「まだ力が足りない」と感じていたというが、ウエスタンリーグで15試合に登板し、1勝1敗3セーブ、防御率1.66と結果を残し、晴れて支配下に昇格。PayPayドームで会見を行った大関は「一軍で力を発揮できるようにやってきたので、2年目にしてスタートラインに立てたことが嬉しい」と喜びをかみしめ、「ポジションはどこでも良いので、チームを勝ちにつなげられるようなピッチングをしたい」と意気込んだ。
会見に同席した三笠GMも「一軍の戦力として期待できる選手を支配下に、という方針でやっている」と語っており、モイネロと森唯斗が不在のリリーフ陣の中で存在感を示せるか、その左腕にかかる期待は大きい。