5安打5失点の大乱調
ヤクルトは投手陣がオリックス打線に打ち込まれ大敗。
今季2度目の先発となったバンデンハークは、初回一死1塁から吉田正尚に初球を右翼上段に運ばれ先取点を献上。さらにロメロの中前打、T-岡田の四球、安達了一の中前打で一死満塁とされ、杉本裕太郎に2点適時打。続く紅林弘太郎にも右前適時打を許し、福田周平に四球を与えたところで降板となった。一回持たずにKOされた助っ人右腕は5安打5失点、3四死球と大乱調だった。
28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次さんはバンデンハークについて「もう無理だね」と厳しい一言。「(衰えていなければ)ソフトバンクはこんな良いピッチャーを放出しない。ということは見切ったということでしょう」と理由を説明し、「今季の登板を見てるとソフトバンク時代のボールの走りやカーブのキレ(と比較して)6割くらいじゃないかな。(今の状態では)期待外れの可能性がある」と指摘した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』