○ アスレチックス 3 - 1 エンゼルス ●
<現地時間5月28日 オークランド・コロシアム>
エンゼルスの大谷翔平選手(26)が28日(日本時間29日)、敵地でのアスレチックス戦に先発登板。7回途中3失点と力投したが、打線の援護なく今季初黒星(1勝)を喫した。
この日は投手に専念し、今季7度目のマウンドに上がった大谷。初回、先頭打者を四球で歩かせたが、4番・ブラウンをスプリットで空振り三振に仕留めるなど後続を3人で斬り無失点スタート。2回も二死から四球を与えたがゼロを刻んだ。
3回は先頭の9番・アンドルスに初被安打となる中前打を許すと、続く1番・キャンハに投じた2球目の93.3マイル(約150.2キロ)の直球が顔付近を通過。危険なボールにキャンハがエキサイトし、バッテリーを組むスズキと口論となり一触即発ムードとなった。両軍ベンチから選手が飛び出してきたが、球審が仲裁に入り乱闘は回避。大谷は申し訳なさそうに両手を振って冷静に対応した。試合再開後、大谷はキャンハを空振り三振に仕留めると、スタートを切っていたアンドルスの二盗をスズキが阻止し、三振併殺でこの回もゼロを並べた。
4回、5回は2イニング連続で3者凡退に抑えたものの、6回は再び先頭のアンドルスに中前打を許し、前の打席で危険球を投じていたキャンハに今度は死球をぶつけた。これには敵地ファンから大ブーイング。その後、送りバントで一死二、三塁とされ、3番・オルソンに左犠飛を許し先制された。
1-1の同点に追いついてもらい迎えた7回は、先頭から連続四球を与え無死一、二塁のピンチを招き、7番・チャプマンには左前打。これを左翼・アップトンがファンブルする間に勝ち越しとなる二塁走者の生還を許した。大谷はここで降板。無死一、二塁でリリーフしたシーシェクが適時打を許し、大谷の登板結果は6回0/3で93球、3安打3失点、5奪三振5四死球となり、防御率は2.72となった。
エンゼルスは打線が好機を生かしきれず、得点は7回の9番・フレッチャーの左前適時打による1点のみ。大谷は終盤に制球を乱しながらも今季2度目となるクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成したが、打線の援護に恵まれず、昨年7月26日(同27日)のアスレチックス戦以来となる黒星を喫した。
<現地時間5月28日 オークランド・コロシアム>
エンゼルスの大谷翔平選手(26)が28日(日本時間29日)、敵地でのアスレチックス戦に先発登板。7回途中3失点と力投したが、打線の援護なく今季初黒星(1勝)を喫した。
この日は投手に専念し、今季7度目のマウンドに上がった大谷。初回、先頭打者を四球で歩かせたが、4番・ブラウンをスプリットで空振り三振に仕留めるなど後続を3人で斬り無失点スタート。2回も二死から四球を与えたがゼロを刻んだ。
3回は先頭の9番・アンドルスに初被安打となる中前打を許すと、続く1番・キャンハに投じた2球目の93.3マイル(約150.2キロ)の直球が顔付近を通過。危険なボールにキャンハがエキサイトし、バッテリーを組むスズキと口論となり一触即発ムードとなった。両軍ベンチから選手が飛び出してきたが、球審が仲裁に入り乱闘は回避。大谷は申し訳なさそうに両手を振って冷静に対応した。試合再開後、大谷はキャンハを空振り三振に仕留めると、スタートを切っていたアンドルスの二盗をスズキが阻止し、三振併殺でこの回もゼロを並べた。
4回、5回は2イニング連続で3者凡退に抑えたものの、6回は再び先頭のアンドルスに中前打を許し、前の打席で危険球を投じていたキャンハに今度は死球をぶつけた。これには敵地ファンから大ブーイング。その後、送りバントで一死二、三塁とされ、3番・オルソンに左犠飛を許し先制された。
1-1の同点に追いついてもらい迎えた7回は、先頭から連続四球を与え無死一、二塁のピンチを招き、7番・チャプマンには左前打。これを左翼・アップトンがファンブルする間に勝ち越しとなる二塁走者の生還を許した。大谷はここで降板。無死一、二塁でリリーフしたシーシェクが適時打を許し、大谷の登板結果は6回0/3で93球、3安打3失点、5奪三振5四死球となり、防御率は2.72となった。
エンゼルスは打線が好機を生かしきれず、得点は7回の9番・フレッチャーの左前適時打による1点のみ。大谷は終盤に制球を乱しながらも今季2度目となるクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成したが、打線の援護に恵まれず、昨年7月26日(同27日)のアスレチックス戦以来となる黒星を喫した。