ソフトバンク・甲斐拓也

◆ 甲斐に勝ち越し弾を許した4回をプレーバック

 巨人がまたしてもソフトバンクに敗戦。この日も初回に2点を先制しながら、最終的には5本の本塁打を許して8失点を喫し、これで公式戦の対ソフトバンクは11連敗となった。

 29日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で今回の一戦を振り返った解説の谷繁元信さんは「気になったのは巨人バッテリーの攻め方」と語り、4回に勝ち越し弾を許した4回の場面を例に挙げて問題点を指摘した。

 2−2で迎えた4回表、一死一塁の状況で打席には甲斐拓也。初球はスプリットでストライクをとり、インサイドに投げた2球目のストレートはボール。3球目はアウトコースのカーブで、4球目にインサイドに投げたストレートは踏み込んできた甲斐のグリップエンドに当たってファウル。その後、カットボールが外に大きく外れ、最後はアウトコースのカットボールをレフトスタンドに運ばれた。

 谷繁さんは「初球は変化球から入って、次にインサイドを見せて、外に戻る。で、追い込んで次のストレート。このストレートというのが甲斐にしてみれば外を攻められるということで踏み込みにいっている。あれだけ踏み込んでいるにもかかわらず、また外に戻る。僕だったら、あれだけ踏み込んでくるなら、もう1球インサイドで念を押すか、インサイドに勝負にいくんですけど、最終的には外にいって打たれる」と指摘し、バッテリーの配球に疑問を呈した。

 さらに、「試合前にミーティングをやっていると思いますし、相手バッターの調子、弱点というのはわかっていると思うんですけど、ゲームの流れの中で変えることのできない巨人バッテリーが、この原因を作っているんじゃないかなと感じた。(打者を)見て感じたことをもうちょっと表現できるようになればいいと思う」と続け、事前情報に囚われすぎない臨機応変さを求めた。

 一方のソフトバンクバッテリーは「それができている。今日も巨人の打者にほとんどちゃんとしたスイングさせていない。その違いがこの連敗というものにつながっているような気がします」と述べ、明暗がくっきり分かれている要因のひとつに、両バッテリーの差を挙げた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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ベースボールキング編集部

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