2021.05.29 14:00 | ||||
東北楽天ゴールデンイーグルス | 1 | 終了 | 1 | 横浜DeNAベイスターズ |
楽天生命パーク |
8回を95球でまとめ1失点と好投
楽天の田中将大が本拠地でのDeNA戦に先発登板し、8回を投げて95球、6奪三振、1死球で、失点は6回にタイラー・オースティンに浴びたソロによる1点のみという素晴らしい投球内容だったが、5月1日以来4試合ぶりの白星とはならなかった。
この日の田中の投球を29日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で振り返った解説者の大矢明彦さんは「非常に上手いピッチングを見せた」と語り、その投球内容を称えた。
大矢さんは「8回95球でゴロアウトが12個、3球かけずに2球で終わっているのが11打席あり、3球目までに打者を整理していたのが18回ある。それだけ球数を少なくうまく打たせてとっていた」と分析し、「強力な打線に対して早め早めに打たせにかかって、それが見事な投球に繋がっていた」と評価した。
また、「同じコースに真っ直ぐ、ツーシーム、それから曲がって逃げていくスライダーと、コースを球種で投げ分けるという高度なテクニックをみせてもらいました」と続け、その正確なコントロールと投球術に感嘆していた。
田中はこれで4試合勝ち星なしとなっているが、ここ4試合はいずれも7回以上を投げており、直近2試合はいずれも1失点と好投を続けている。防御率も2.54と安定しており、打線の援護が待たれるところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』