9回に起死回生の同点3ランを放つパドレスの4番・タティス

● アストロズ 8 - 11 パドレス ○
<現地時間5月29日 ミニッツメイド・パーク>

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が29日(日本時間30日)、敵地でのアストロズ戦に先発登板。5回を投げ今季ワーストの5失点を喫したが、パドレスは驚異的な粘りを見せ12回までもつれた延長戦を制した。

 ダルビッシュのアストロズ戦登板は、ドジャース所属時の2017年のワールドシリーズで2試合連続KOされて以来。のちにアストロズのサイン盗みが発覚し、因縁の相手と3年7ヵ月ぶりの対戦となった。3回までは無失点で凌いだものの、0-0で迎えた4回、二死二塁の場面で5番・コレア甘く入ったにカットボールを痛打され、打球は右中間フェンスを越える先制2ランとなった。

 5回は二塁打と2四死球で一死満塁のピンチを招き、2番・マコーミックに左犠飛を許し3失点目。続くブレグマンには左翼線突破の適時二塁打を浴び4点目を失うと、さらに二塁・クロネンワースの適時失策もあり今季ワーストの5失点となった。

 ダルビッシュは5回92球、4安打5失点(自責点4)、5奪三振4四死球の内容で降板。アストロズ戦でのリベンジとはならず、防御率は2.16となった。

 パドレスは7回まで1-6と劣勢だったが、8回に2点を返し3点差。9回は相手守護神・プレスリーに二死まで追い詰められたが、二死二、三塁の場面で4番・タティスのファウルフライを一塁手・ジョーンズが落球。打ち直しとなったタティスは次のボールを左翼席最上段へ叩き込み、これが同点の15号3ランとなった。

 この瞬間、ダルビッシュの黒星は消滅。試合は同点のまま延長戦に入り、パドレスは8-8で迎えた12回、6番・マイヤーズの5号3ランで一気に3点を勝ち越し。4戦連続となった延長戦を制し、貯金は「15」となった。

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ベースボールキング編集部

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