西武・平良海馬投手

◆ 9回にメヒア&森の一発でドロー決着

 西武が9回に3点差を追いつき、土壇場で追いつくことに成功。9回裏には、開幕から無失点を継続している平良海馬がマウンドに上がり、スコアボードに「0」を刻んだ。

 試合が動いたのは4回裏、ここまで好投を続けてきた松本航がセ・リーグの本塁打ランキングで首位に立つ岡本和真に「イメージよりも抜けてしまった」というスライダーをバックスクリーン左に運ばれて巨人が先制。さらに5回裏には、先頭の若林晃弘に二塁打を許し、連続四球でピンチを広げると、押し出し、犠飛、適時打で3点を奪われた。

 その後、7回に岸潤一郎のプロ初安打となるプロ初本塁打で1点を返すと、6回まで投げた松本の後を佐野泰雄、松岡洸希で繋ぎ、9回表には巨人の守護神・デラロサから先頭の岸がプロ2本目のヒットで出塁。代打で送られたエルネスト・メヒアがライトポール側に1号2ランを放り込んで1点差とした。

 後続は倒れて二死となったが、2番・森友哉がノースリーからストライクをとりにきた4球目を右翼席まで運び、土壇場で試合は振り出しに。すると、その裏に26試合連続無失点中の平良海馬が登板し、先頭の丸佳浩は空振り三振。続く若林は打ち取った当たりがショートへの内野安打となり、大城卓三にもしぶとく三遊間を破られた。

 一死一、二塁となり、平良は一打サヨナラのピンチを背負ったが、亀井善行を浅い中飛に、中島宏之を鋭い当たりの一ゴロに抑えて試合は終了。西武は一発攻勢とリリーフ陣の粘りで引き分けに持ち込むことに成功した。

 開幕からの連続無失点を27試合に伸ばした平良は、前回登板で並んでいたソフトバンク時代の岡島秀樹氏が記録した26試合連続無失点のリーグ記録を更新。なお、プロ野球記録は2016年に田島慎二(中日)が記録した31試合で、開幕からに限らない連続無失点試合のパ・リーグ記録は、西武時代の豊田清氏(2003年)とオリックスの比嘉幹貴(2014年)が記録した34試合、プロ野球記録は2006年に藤川球児氏(阪神)がマークした38試合となっている。

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