9回に登板した西武・平良。開幕から27試合連続無失点としてパ・リーグ記録を更新 (C)Kyodo News

◆ 谷沢氏が絶賛したボールとは!?

 西武の平良海馬投手が1日の巨人戦に救援登板、4−4の同点で迎えた9回裏を無失点に抑え、開幕からの連続無失点試合を「27」に伸ばした。

 これにより、前回登板で並んでいた岡島秀樹氏(2012年/ソフトバンク)の26試合連続無失点を更新し、パ・リーグ 新記録を樹立。最速160キロの快速球が注目を集める21歳だが、6月1日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』の解説陣は、異なるポイントに注目した。

 この日の投球について『プロ野球ニュース』で解説を務めた斎藤雅樹さんは「ここまで投げ続けられるのもすごいし、僕は真っ直ぐがすごく速いイメージだったけど、変化球も素晴らしい」とコメント。その魅力がクイックモーションから投じられる150キロ超の快速球だけではないことを強調した。

 また、同じく解説を務めた谷沢健一さんは「真っ直ぐもさることながら、一番いいのがチェンジアップ。ボールが打者の方にくるようでこない。このタイミングを大きく外すチェンジアップがすごい。コースはそんなに厳しいところではない、真ん中にきているチェンジアップを空振りする。それだけ腕を振っている」と打者目線で語り、だからといって「ストレートにはりすぎるとチェンジアップにやられる」と主張。打者に的を絞らせない緩急を織り交ぜた投球術を、無失点を継続しているポイントに挙げた。

 なお、開幕からの連続無失点試合のプロ野球記録は、2016年に田島慎二(中日)が記録した31試合で、開幕からに限らない連続無失点試合のパ・リーグ記録は、西武時代の豊田清氏(2003年)とオリックスの比嘉幹貴(2014年)が記録した34試合、プロ野球記録は2006年に藤川球児氏(阪神)がマークした38試合となっている。

 平良の快投はどこまで続くのか--。窮地のチームを支える豪腕の投球に、引き続き注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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ベースボールキング編集部

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