◆ 猛虎打線は対応しきれず9三振
オリックスの山岡泰輔は1日、敵地で行われた阪神との“関西ダービー”第1戦に先発し、7回5安打2失点の好投で今季3勝目（4敗）を手にした。
山岡は5回に9番・西勇輝と近本光司に連続タイムリーを浴びて一時同点とされたものの、7回まで9個の三振を奪うなど要所を締めてゲームメイク。8回に味方打線が勝ち越したことで白星を掴んだ。
1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた斎藤雅樹氏は「今日は縦スラが多かったんですよ。交流戦ということで、阪神は（普段のリーグ戦で）見ていませんよね。これで対応するのが遅かった。対応されるまではずっと投げ続けたという感じですよね」と、スライダーが威力を発揮した山岡の投球を振り返った。
3番・マルテ、6番・佐藤輝明からは各2三振を奪い、「マルテもいつもなら選球眼が良いじゃないですか。それがなかなか対応しきれなかった。いいボールだった」と、切れ味バツグンだった山岡の宝刀を絶賛。
同番組に電話出演した谷沢健一氏は「遅く曲がってくるでしょ。打者としてはなかなかポイントが分かりづらいよね。捕らえにくいですよ」と、打者目線で鋭く曲がり落ちるスライダーを称賛していた。
