● ドジャース 2 － 3 カージナルス ○
＜現地時間6月1日　ドジャー・スタジアム＞

　ドジャースの筒香嘉智外野手（29）が1日（日本時間2日）、本拠地でのカージナルス戦に代打で途中出場し価値ある四球を選んだ。

　筒香は4試合連続のベンチスタート。3試合ぶりとなる出番は、1点追う最終9回、二死無走者の場面で訪れた。カージナルスの剛腕クローザー・レイエスと対戦し、ボール球をじっくり選球。あとがない場面で一度もバットを振らず一塁へ歩き、途中出場で9番に入っていたベリンジャーにつないだ。

　ベリンジャーは中前打を放ち、二死一、二塁と好機拡大。長打が出ればサヨナラの場面で続くベッツは左翼後方への大飛球を放ったが、カージナルスの左翼・オニールがフェンス際でスーパーキャッチ。最後は超美技での幕切れとなった。筒香は選球眼の良さを発揮し四球で出塁。今季の打率.158は変わらず、出塁率は.241となった。

　ドジャースは2点を追う7回、8番・ビーティの3号2ランで追いつくも、9回表に6番手のトレイネンが決勝点を献上。本拠地で競り負け連勝を逃した。