佐々木氏、巨人・ビエイラの投球に「力はありますから…」

○ 巨人 4 － 3 西武 ●
＜2回戦・東京ドーム＞

　巨人のビエイラが1点リードの9回から登板し、無失点に抑えて今季2セーブ目をあげた。

　守護神のデラロサがこの日一軍登録抹消となり、4－3の9回からマウンドにあがったのはビエイラだった。ビエイラは先頭のメヒアを三ゴロに仕留めるも、続く岸潤一郎に左安を許す。森友哉の初球に代走の金子侑司に二塁盗塁を決められたが、森を空振り三振に打ち取り二死とした。代打・岡田雅利に1球もストライクが入らず四球。ここで4番・山川穂高との対戦となったが、真ん中に入った157キロのストレートで中飛に打ち取り、試合を締めた。

　2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－西武戦』で解説を務めた佐々木主浩氏は、ビエイラについて「最後はヒヤヒヤですよね。力勝ちしましたけど、低めの危ないボールでした。高めならいいんですけどね。高めだったら、あそこまで飛ばないです。紙一重です」と振り返った。

　続けて佐々木氏は「任せられるのは、そこしかないんじゃないですか。神頼みでお願いしますという。力はありますから、自信がついてきて後ろに座ってくれることがいいことですから、慣れてくれば面白いと思いますよ」と期待を寄せた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）