○ ドジャース 14 － 3 カージナルス ●
＜現地6月2日　ドジャー・スタジアム＞

　ドジャースが初回に11得点を奪う猛攻を見せ大勝。筒香嘉智選手（29）は4回の守備から途中出場し、1打数無安打1四球の成績だった。

　ドジャースは1点を先制されて初回の攻撃を迎えるも、1番・ベッツから四球を挟んで5連打の猛攻であっさり逆転。カージナルスの先発・マルティネスが打者二巡目でも勢いを止めることが出来ずに二死満塁の場面を招いて降板すると、故障離脱していた4番・ベリンジャーが2番手・ウッドフォードの4球目を捕え、今季第1号となるグランドスラム。初回から満塁弾を含む7安打11得点の猛攻で、早々に試合の大勢を決めた。

　ちなみに、ドジャースがレギュラーシーズンで初回に11得点を記録したのは、本拠地をブルックリンからロサンゼルスに移転した1958年以降では球団史上初とのこと。歴史的な大量援護に恵まれた先発・ビューラーは6回2失点の内容で今季負け無しの4連勝を飾った。

　筒香はベンチスタートだったが、4回表から左翼守備に就き途中出場。5回の第1打席は1ボールからの2球目を三飛、7回の第2打席は四球を選び1打数無安打1出塁の成績で、8回からは一塁守備に回った。