2021.06.03 17:45 | ||||
中日ドラゴンズ | 4 | 終了 | 3 | 千葉ロッテマリーンズ |
バンテリンドーム |
先発投手が3試合で21イニング投げ1失点
中日が一時は逆転を許しながら、執念のスクイズと大島洋平の一発で逆転勝ち。今カードを2勝1分けと勝ち越し、今季初の4連勝を飾った。
特にこの3連戦では先発陣が好投。初戦で柳裕也が1安打完封すれば、2戦目は小笠原慎之介が6回2安打を無失点、この日は勝野昌慶が6回2安打1失点と、いずれも6回以上を投げ、21イニングで許した得点は1点のみ。12球団トップの得点力を誇るロッテ打線を3連戦で打率.076に抑え込む原動力となった。
3日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次さんは今カードを振り返り、「先発投手陣がめちゃくちゃ頑張った。こうなると負けない」と語れば、同放送でMCを務めた高木豊さんも「初戦に柳がピシャッといけたのが大きかった」と同意する。
さらに平松さんは「いい意味での連鎖反応。小笠原が柳に負けたくない、勝野も二人に負けたくない、いい意味での繋がりができた」と続け、先発陣の頑張りに感嘆した。
中日は折り返しを迎えた交流戦で、ここまで6勝1敗2分けと絶好調。チームを上昇気流に乗せた投手陣が、どこまでチームを押し上げていくのか。チーム防御率が12球団で唯一2点台という投手陣から引き続き目が離せない。
▼ ロッテ3連戦の中日先発陣
6月1日: 柳 <9回107球 無失点 1安打・1四球・8奪三振>
6月2日:小笠原<6回103球 無失点 2安打・2四球・7奪三振>
6月3日:勝 野<6回 89球 1失点 2安打・1死球・4奪三振>
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』
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※訂正とお詫び(2021年6月4日09時20分)
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初出時の中日の交流戦成績が「6勝2敗1分け」とありましたが、正しくは「6勝1敗2分け」になります。
大変失礼いたしました。訂正してお詫び申し上げます。