2021.06.03 18:00 | ||||
阪神タイガース | 3 | 終了 | 7 | オリックス・バファローズ |
甲子園 |
甲子園3連戦で計7打点
オリックスの紅林弘太郎選手(19)は3日、甲子園で行われた阪神戦に「6番・遊撃」で先発出場し、チームを関西ダービー勝ち越しに導く4号決勝2ランを放った。
今季は52試合に出場して打率.233と、決して高打率ではないものの、この3連戦は1本塁打を含む12打数4安打の打率.333で計7打点を稼いだ。
3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務めた高木豊氏は「この3連戦は紅林の名前を聞かない日はなかった。阪神側からすれば『伏兵』にやられたという感じじゃないですか?」と解説陣に話を振ったが、電話出演した達川光男氏は「『伏兵』と言えるのは去年」と切り返し、成長を見せるオリックスのホープに太鼓判を押した。
達川氏は「安達という良いショートがいたんですが、このレギュラーを押しのけて出るだけの力を持っている。中嶋監督は(昨季の)ファームで物凄く期待していた。これは偶然じゃないですよ。豊さん、『伏兵』と言ったら紅林からクレーム来るんじゃないですか」とスタジオの笑いを誘い、伸び盛りの19歳を改めて称賛した。
同じく番組に出演した解説者の平松政次氏も「大型のショートですよ。これ育てば坂本みたいな選手にね。良いパンチしてます」と大絶賛。まだまだ粗さはあるものの、日々進化を続けるオリックスの大器から目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』