待望のプロ初本塁打!
楽天の高卒2年目・黒川史陽が4日、広島との交流戦でプロ初本塁打となる右越え3ランを放った。
黒川は「6番・三塁」でスタメン出場。初回、1点を先制し、なおも二死1、2塁の好機で広島の先発右腕・中村祐と対戦し、2球目の内角高めに入ってきたスライダーを右翼席へ。第3打席には右安、第5打席には左安を放ち、プロ初の3安打猛打賞も記録した。
4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた立浪和義さんは黒川について「(バッティングが)柔らかくてパンチ力もある」と称賛。「こういう若い選手も出てきて楽天の打線は非常にバランスがいい。主軸がしっかり活躍して若い選手も活躍してくれるとチームがどんどん乗っていく」と打線の相乗効果を指摘した。
黒川は智弁和歌山高から2019年のドラフト2位で楽天入り。2年目の今季はイースタン・リーグで打率.362、3本塁打、23打点、OPS(出塁率+長打率).967の好成績を残し、5月30日に一軍に再昇格していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』