負傷から約1カ月で実戦復帰
右手親指の骨折から復帰を目指す巨人の坂本勇人選手(32)は6日、二軍本拠地のジャイアンツ球場で行われた西武とのファーム公式戦に「2番・指名打者」で先発出場。2打数1安打で途中交代した。
この日は育成選手の長身右腕・出井敏博と2度対戦。初回一死無走者の第1打席にカウント3-2からの真ん中高めにきた125キロのスライダーを振り抜くと、大飛球が中堅手の頭上を超えて悠々と二塁に到達。復帰後初打席でいきなり二塁打を放ってみせた。
3回の第2打席はカウント2-1から高めの直球にやや詰まり気味の中飛。6回の第3打席に代打が送られ、復帰ゲームは2打数1安打で途中交代となった。
坂本は開幕から36試合に出場して打率.299(127-38)、7本塁打、14打点をマークしていたが、5月9日のヤクルト戦(東京ドーム)で帰塁時に右手親指をベースに突いて骨折。負傷から約1カ月での実戦復帰となった。