2021.06.06 14:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 2 | 終了 | 4 | 北海道日本ハムファイターズ |
東京ドーム |
プロ野球ニュース解説陣は復活へ期待
日本ハムの中田翔選手(32)は6日、東京ドームで行われた巨人との交流戦に「4番・一塁」で先発出場。8回の第4打席に左前適時打を放ち、復帰後初打点をマークした。
6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に電話出演した解説の池田親興氏は「彼の代名詞でもある“打点”をヒットで上げたということ。詰まってましたけど、そこに苦労のあとが見えましたし、インコースを叩いていけたというのがよかった」と、帰ってきた大将の一打を振り返り、「それまで悔しそうな顔してましたけど、あの一本でベンチがぱっと明るくなりましたから。本人はいい当たりではなかったのでモヤモヤしてるかもしれませんが、ひとつ気持ち的には楽になってくるのでは」と、この一打が完全復活の足がかりとなることを期待した。
また、同番組にスタジオ出演した谷沢健一氏は「ファームに降りて、ずいぶん体調も含めて精神的にもコントロールしたと思うんですよね。今日のバッティングを見ると、脇を締めてひきつけて打とうという意識が出てきましたよ」と中田の一本を分析。「悪いときは脇が開いて、ポイントが前過ぎて凡打することがあったんだけど、この1打席だけでも詰まって脇を締めながら打つというのは、バッティングの基本に戻りつつありますよ」と復調気配の打撃に太鼓判を押した。
中田は6月4日に一軍復帰し、6日終了時点で38試合に出場して打率.195(133-26)、4本塁打、12打点の成績。最下位に沈むチームの浮上のためにも、復活を期す主砲の今後に注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』