ロッテ・井口資仁監督

◆ 9回二死二塁で8番打者が決勝打

 横浜スタジアムで行われたDeNAとロッテの3回戦は、3-3の同点で迎えた9回、DeNAの8番・大和が左翼越えの決勝適時打を放ちサヨナラ勝ち。DeNAは2勝1敗で2カード連続の勝ち越しを決め、中日と並んで交流戦の首位に浮上した。

 6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、9回二死二塁から決勝打を放った大和に“敬遠策”をとる可能性について議論。結果的に守護神の益田直也が勝負して敗れたロッテベンチの采配について解説陣がコメントした。

 番組MCを務めた岩本勉氏は「結果論なんですけど…」と前置きした上で、「9回二死二塁の場面で一塁が空いていた。大和の次の9番はピッチャーが入っており代打が考えられる場面。(DeNAベンチに)絶好調の代打が残っているとは言えない状況だった」と、敬遠策を取る可能性に言及しつつ、解説陣にコメントを要求した。

 同番組にスタジオ出演していた解説者の谷沢健一氏は「大和選手のイメージからいくと、やはり“守備の人”だから、どうしてもここで敬遠気味で歩かせるというのは考えづらかったと思うよ。結果的に得点圏打率4割超という数字は出ているけども、ここは勝負だろうな」とロッテが採った“大和勝負”を支持。

 一方で、電話出演した池田親興氏は「谷沢さんと反対になっちゃうんですけども、ホークスが戦って大和のしぶとさと、調子が上がってきているところを見ていた」と、決勝打を放った大和の打撃状態が良いことを踏まえ、敬遠策も十分に考えられたとの見解を示した。

 ただ、池田氏は「ベンチが方針をちゃんと決めていったのかな…と。あやふやな感じで勝負にいってなければ、それでよかったと思う」と、ロッテがとった大和勝負の方針にも理解を示していた。

 この1勝でDeNAが交流戦の首位タイに浮上した一方で、痛恨のサヨナラ負けを喫したロッテは今季通算25勝25敗8分で貯金が消滅し、2位・ソフトバンクとの差が2.5ゲームに拡大。4位・オリックスには1ゲーム差に迫られており、Bクラス転落が近づいている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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