今季はローテの柱として期待も…
DeNAは7日、平良拳太郎投手(25)が通称トミー・ジョン手術(右肘内側側副靱帯再建手術)を受けたと発表した。
平良は北山高から2013年のドラフト5位で巨人に入団。山口俊投手のFA移籍に伴う人的補償で2017年からDeNAに加入し、先発ローテーションの一角を担ってきた。
昨季はシーズン途中に故障離脱したものの、サイドスローから丁寧にコースへ投げ分ける技巧派投球で14試合に登板して防御率2.27、4勝6敗をマーク。
今季はローテーションの柱としてさらなる活躍を期待されていたが、初登板の3月28日・巨人戦の5回に右ひじの違和感を訴えて緊急降板。中10日で上がった4月8日・中日戦を最後に一軍での投球はなく、2試合(10回)で0勝0敗、防御率0.90の成績だった。
平良は球団公式ツイッターを通じて「すごく悩みましたが自分の中で悔いの残らない決断ができたと思います」とコメント。実戦復帰まで約1年から1年半を要する大手術のため、今季中の復帰は絶望的となった。