◆ ジャイアンツ球場でサカマル競演
巨人の丸佳浩選手(32)は8日、ファーム本拠地のジャイアンツ球場で行われたDeNAとの二軍公式戦に「3番・中堅」で先発出場。第1打席にいきなり適時二塁打を放った。
1点ビハインドの初回、四球で出塁した坂本勇人を塁上に置いた一死一塁の場面で第1打席を迎えると、先発右腕・ロメロがカウント1-1から投じた低めの150キロをシャープなスイングで捕えた。糸をひくようなライナー性の打球は、中堅手の頭上を越えて左中間寄りのフェンスにワンバウンドで到達。丸は悠々と二塁に到達し、一走・坂本が長駆ホームインした。
丸は一軍40試合に出場して打率.227と不振に陥り6月5日に一軍登録を抹消。6日には“ミスター”こと長嶋茂雄終身名誉監督(85)がジャイアンツ球場へ出向き、丸へ打撃指導する様子が球団公式Youtubeチャンネルを通じて伝えられていた。
丸の打撃練習を見守ったミスターは最後に「もう大丈夫」と一言。熱血指導が復帰初打席でいきなり実を結んだ。