2021.06.08 17:45 | ||||
埼玉西武ライオンズ | 8 | 終了 | 3 | 横浜DeNAベイスターズ |
メットライフ |
早くも新人球団タイ記録
DeNAのドラ2・牧秀悟選手が8日、西武との交流に「7番・二塁手」として先発し、3安打猛打賞の活躍を見せた。これで今季の猛打賞は7度目となり、1959年に桑田武が記録した球団の新人記録に並んだ。
牧は2回の第1打席に低めのカットボールをセンター前に弾き返すと、4回の第2打席はフルカウントから投じられた6球目のスプリットを拾ってフェンス直撃の二塁打を放った。
7点差となって迎えた6回には、一死からアウトコースのカットボールをライト前に運んで出塁。西武の先発・松本航からこの日3本目のヒットで塁に出ると、続く大和の四球で二進、桑原将志の中前安打で生還した。
8日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた笘篠賢治さんは、中央大の後輩でもある牧について「彼のバッティングを見ていると、いま巨人のコーチをしている村田修一さんに少しかぶるところがある」と指摘。
さらに「静かなタイミングの取り方で広角に打ち分けることができる。インサイドの肘の捌きも抜きながら打てる技術も持っている」と続け、応援歌を継承するベイスターズの“先輩”村田氏の名前を挙げながら、その打撃センスを称えた。
60試合での球団タイ記録となり、笘篠さんも「もう7度目ですか。間違いなく抜きますね」とコメント。記録更新は時間の問題と言えそうだ。
試合は3−8で大敗したものの、DeNA打線は15安打と活発。初の交流戦優勝に向け、今後の試合での奮起にも期待がかかる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』