2021.06.10 17:45 | ||||
埼玉西武ライオンズ | 5 | 終了 | 3 | 横浜DeNAベイスターズ |
メットライフ |
15年ぶりのタイ記録
西武の平良海馬投手が10日、メットライフドームで行われたDeNA戦の9回に救援登板。打者3人を無失点に抑え、開幕からの連続無失点を「31試合」に伸ばした。
平良は5−3と2点をリードして迎えた9回表のマウンドに上がると、先頭の関根大気に粘られながらも左飛に打ち取って一死。続く桑原将志には2球目をレフト前に運ばれたが、伊藤光には154キロの直球を続けて追い込むと、最後はカットボールで二ゴロ併殺に仕留めてゲームセットを迎えた。
これで平良は今季5セーブ目を手にすると共に、中日の田島慎二が2006年に記録した開幕から31試合連続無失点というにNPB記録に並ぶことに成功。西武の辻発彦監督も開口一番「素晴らしい」と語り、「これからは積み重ねるだけなので、今年は負けないくらい、無失点を積み重ねてもらいたい」と、さらなる快投に期待を寄せた。
次なる目標は、西武の投手コーチでもある豊田清氏(2003年/西武)と、比嘉幹貴(2014年/オリックス)が達成した「34試合」という、開幕からに限らない連続無失点のパ・リーグ記録だ。なお、連続無失点試合のプロ野球記録は、藤川球児氏(2006年/阪神)がマークした38試合となっている。