2021.06.11 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 4 | 終了 | 0 | 広島東洋カープ |
京セラD大阪 |
同学年のオリ先発・山本と白熱の投手戦
広島のドラフト3位・大道温貴投手(22)が11日、オリックスとの交流戦(京セラD大阪)でプロ初先発。初回に2四球を与えたものの尻上がりの投球内容で、5回無安打無失点と好投しマウンドを降りた。
初回は制球が定まらず1番・福田、3番・吉田正に四球を与え一死一、二塁のピンチを招いたものの、4番・T-岡田を二飛、5番・安達は二ゴロに退け無失点スタート。2回以降は落ち着きを取り戻しテンポ良くアウトを重ねた。5回は6番・モヤ、7番・杉本、8番・伏見と一発のある下位打線から3者連続三振を奪取。最後までオリックス打線に安打を許さずゼロを並べ続けた。
大道は5回84球、無安打無失点、5奪三振2四球の力投で降板。同学年の相手先発・山本が5回までパーフェクト投球を披露したため勝利投手の権利は得られなかったが、球界屈指のエースと互角の投手戦を演じた。
ここまではすべて救援で17試合に登板し2勝0敗3ホールド、防御率3.20をマーク。チームは9連戦中の4戦目と苦しい台所事情だが、プロ初先発を託されたルーキーが救世主的な役割を果たした。