3回途中10失点で降板
巨人戦に先発したロッテの美馬学が3回途中10失点で降板した。
美馬は初回、一死1、3塁から岡本和真に先制3ランを浴びる。3回には先頭の松原聖弥、ウィーラーに連打され、無死2、3塁から亀井善行に中前適時打で追加点を許す。続く岡本和には2打席連続の3ランで7失点目。さらに、坂本勇人、スモークに連打、中島宏之にレフトスタンドへの3ランを浴びてこの回一挙7失点。打者16人に対して被安打10、被本塁打3の10失点と大乱調で降板した。美馬は5日のDeNA戦でも5回11失点で降板しており、2試合連続二桁失点となった。
12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた斎藤雅樹さんは美馬について「ちょっと心配ですね。見ていても勝負球が全部甘く、高く入っている。追い込んでから最後の最後で決められないという(ピッチングが)ずっと続いている」と指摘。同じく解説を務めた江本孟紀さんも「(3回に)ボールが中に入ってきていたので代えてもいいころだったんですが…」と2試合連続で大乱調の右腕を懸念した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』