◆ 連敗ストップの立役者

 広島が西武とのカード最終戦を制し、連敗を「8」でストップ。16日の最終戦を残して今季の交流戦はセ・リーグ49勝、パ・リーグ47勝となり、2009年以来12年ぶり2度目となるセ・リーグの勝ち越しが決まった。

 広島は3-3の同点で迎えた8回、2番手の塹江敦哉が連打と死球などで二死満塁のピンチを招くも、7番・愛斗の中前へ抜けようかという打球を二塁手・菊池涼介が好捕し一塁へ素早く転送。送球は一塁ベース手前でショートバウンドしたが、これを一塁手の坂倉将吾が鮮やかなミットさばきで難なく捕球し、大ピンチを脱出した。

 この裏の攻撃で8番・宇草孔基が勝ち越し2号2ランを放ち、9回は栗林良吏が圧巻の三者連続三振でゲームセット。広島は苦しみながらも接戦を制し、2週間ぶりの白星を手にした。

 15日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた達川光男氏は「8回表満塁の場面、菊池涼のプレーもさることながら、一塁・坂倉のハンドリング。これはキャッチャー出身じゃないと捕れない」と、捕手登録の坂倉が見せた鮮やかなミットさばきに注目。

 「専門家のファーストだったら、逆に体を伸ばして捕るのであそこまではできないですよ。坂倉はもともとキャッチャー出身ですから、ベースの上でしっかり膝を折って、(ミットを)‭下から上へとハンドリングできた。素晴らしいプレーだった」とチームを救うワンプレーを絶賛していた。‬

 このプレーは同日に飛び出した最高のプレーとして紹介される「プレー・オブ・ザ・デイ」にも選出。番組MCを務めた大久保博元氏は「捕って投げるのも凄いんだけど、最後のファーストが捕らないとエラーになってしまいますから。本当に最高のプレーでした」と賛辞を送っていた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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