五輪経験者は田中のみ&プレミア勢は14名
侍ジャパンを率いる稲葉篤紀監督は16日、都内のホテルで『東京オリンピック』に挑む野球日本代表の内定選手24名を発表した。
今回発表されたのは、投手11名、野手13名(捕手2名、内野手6名、外野手5名)で、オリンピック経験者は08年の北京オリンピックに出場した田中将大投手(32)のみ。また、現代表チームのベースとなっている、2019年のプレミア12優勝メンバーからは14名が選出された。
東京オリンピックには、日本、アメリカ、韓国、メキシコ、イスラエルと、今月行われる最終予選を勝ち抜いた1チームの計6チームが出場し、日本の初戦は7月28日に福島県営あづま球場で行われる。
内定メンバーに選出された選手のコメント一覧は以下の通り。
投手・11名
▼ 背番号11 菅野智之(巨人)
「目標としていたオリンピックのマウンドに立てるチャンスをいただけたことに感謝しています。日本代表としての責任と誇りを胸に、期待に応えられるようにがんばります」
▼ 背番号12 青柳晃洋(阪神)
「日本代表に選出いただき本当に光栄に思います。野球を始めてから日本代表に入ったことはなく、そういった大舞台の経験はなかったのでまさか自分がという驚きもありますが、自分の役割をしっかり果たして、チームの金メダルにしっかり貢献できるよう頑張ります」
▼ 背番号13 岩崎優(阪神)
「日本代表に選出いただき嬉しいですし、本当に光栄に思います。選んでいただいたからには日本の代表として、自分の役割をしっかり果たせるように頑張りたいですし、金メダルを取るために全力で腕を振って投げていきたいと思います」
▼ 背番号15 森下暢仁(広島)
「日本球界の素晴らしい選手の中から選んでいただき大変嬉しく思います。選んでいただいた以上は結果で応えたいので、しっかりと準備をして期待に応えられるように頑張ります」
▼ 背番号17 山本由伸(オリックス)
「東京で行われる特別なオリンピックのメンバーに選んでいただき、とても光栄に思います。このような大変な状況の中、ご尽力いただくすべての方への感謝の思いを忘れずに、日本の勝利に貢献するピッチングができるように頑張ります」
▼ 背番号18 田中将大(楽天)
「日本代表に選んでいただき、とても光栄に思います。再び日の丸を背負って戦えることに、喜びと同時に責任も感じています。前回出場した北京オリンピックでは悔しい思いをしたので、今回は金メダルを獲得できるように頑張ります」
▼ 背番号19 山﨑康晃(DeNA)
「選出していただき、大変光栄です。これまでの経験をフルに活かし、世界の強敵相手に対して挑戦する強い気持ちを忘れず全力を尽くします。そして必ず世界一を手にする為、チーム一丸となって戦います」
▼ 背番号20 栗林良吏(広島)
「日本代表に選んでいただいたことに嬉しさよりも1番は驚きを感じています。本当であれば昨年開催され、出場できていなかった大会なので選んでいただいたことに感謝し、結果で応えられるよう全力で頑張ります」
▼ 背番号22 大野雄大(中日)
「選んでいただき身が引き締まる思いです。選ばれたのがゴールではなく、金メダル獲得に貢献することが使命であり、ゴールです。自分ができる最大限のパフォーマンスを発揮して、応援していただいている人たちに感動を与えられるような投球をします。全身全霊で頑張ります。応援よろしくおねがいします」
▼ 背番号41 中川皓太(巨人)
「日本代表の一員として日の丸を背負って戦えることをとてもうれしく思います。日本の勝利に貢献できるように、自分の役割を全うできるように精一杯頑張ります」
▼ 背番号61 平良海馬(西武)
「選出していただいて嬉しいです。初めてのことですので、楽しくプレーできたら良いなと思います。たとえヒットを打たれたとしても、0点に抑えて帰ってこられるようにがんばります」
捕手・2名
▼ 背番号10 甲斐拓也(ソフトバンク)
「ずっと憧れていた舞台で野球ができることを、ひとりの野球人として本当に光栄に思っています。選んでいただいからには、しっかり責任を持ってチームに貢献したいです。まずは代表チームに合流するまでのホークスでの試合でも、選出されたことに恥じないようなプレーを続けたいと思います」
▼ 背番号27 會澤翼(広島)
「日本代表として選んでいただき大変光栄です。どんな役割でもチームの勝利に貢献できるように全力で戦っていきます」
内野手・6名
▼ 背番号1 山田哲人(ヤクルト)
「選手していただき大変光栄に思います。ありがとうございます。オリンピック出場は初めてですし、今までの代表戦とはまた違った緊張感があります。日本代表選手として貢献できるように頑張ります」
▼ 背番号2 源田壮亮(西武)
「東京オリンピックの選手として選出していただき大変光栄で、身が引き締まる思いです。チームの一員として勝利に貢献できるよう、全力でプレーします」
▼ 背番号3 浅村栄斗(楽天)
「選んでいただき光栄です。しっかり準備をし、いつも通りのプレーをすることでチームの勝利に貢献したいと思います」
▼ 背番号4 菊池涼介(広島)
「選んでいただき光栄に思います。東京オリンピックということでプレッシャーもありますが、チームに貢献できるように全力で頑張ります」
▼ 背番号6 坂本勇人(巨人)
「日本代表に選出していただき光栄に思っています。日本代表としての誇りを持って、全力プレーで戦います。ファンの皆様にいい報告ができるようにチーム一丸となって精一杯がんばりますので熱い応援をよろしくお願いいたします」
▼ 背番号55 村上宗隆(ヤクルト)
「選出していただきありがとうございます。今まで以上のプレッシャーがあるかもしれませんが、自分らしく頑張りたいと思います」
外野手・5名
▼ 背番号8 近藤健介(日本ハム)
「代表に選んでいただき、大変光栄に思います。東京オリンピックという大舞台で日の丸を背負って戦えることを誇りに感じますし、チームの勝利のため1球1球全身全霊をかけてプレーしたいです。全員の目標である金メダルを獲得するため、自分の役割を果たして貢献できるよう頑張ります」
▼ 背番号9 柳田悠岐(ソフトバンク)
「自国開催のオリンピックに代表チームの選手として出場するなんてことは、一生に一度の経験になると思います。稲葉監督には、春季キャンプでリハビリ中にも関わらず期待を込めた激励の言葉をいただきました。それに応えたいですし、今の自分の力を100%出せるようにしっかり準備をして臨みたいです」
▼ 背番号31 栗原陵矢(ソフトバンク)
「代表チームに選ばれ、『まさか』という気持ちで正直すごく驚いています。大きな喜びと緊張感が一度にやってきていて戸惑いがないと言えばウソになりますが、持ち味ややれることをオリンピックの舞台でもしっかりだせるように、自分らしく一生懸命元気を出して頑張りたいと思っています」
▼ 背番号34 吉田正尚(オリックス)
「自国開催の特別なオリンピックに選んでいただき、非常に光栄に思います。日本の勝利のために自分が持つパフォーマンスを最大限発揮して、チームに貢献できるように頑張ります。コロナ禍の大変な状況の中、支えてくださる沢山の方々への感謝の気持ちを胸にプレーしたいと思います」
▼ 背番号51 鈴木誠也(広島)
「日本代表に選んでいただき光栄です、コロナ禍での開催で複雑な気持ちも実際にはありますが、出場できることに感謝の気持ちを持って、チームに貢献できるように金メダルを目指して頑張っていきたいと思います」