最多安打3度の田尾さんが太鼓判を押す打撃
広島は交流戦最後の試合を勝利で飾れず…。
2年ぶりのパ・リーグとの戦いは3勝12敗3分という苦しい結果で幕を閉じた。
コロナによる離脱者などもあって、なかなか思うような戦いができなかった3週間…。それでも、“ケガの功名”ではないが、この窮地に存在感を見せた若手もいる。
16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した田尾安志氏が、「良いところを言っていきましょうよ!」と広島のポジティブな要素として挙げたのが、「林晃汰」の名前だった。
名門・智辯和歌山高から2018年のドラフト3位でプロ入りした高卒3年目の20歳は、交流戦期間中の16試合に出場し、うち14試合がスタメン起用。ここまで打率.355と苦しむチームに光明をもたらしている。
田尾氏は林について、「15日の試合も四球ひとつに3打数3安打、16日も2本のヒット。スイングが非常に柔らかく、いろいろなボールに対応できそうな雰囲気を持っている」と、その打撃を絶賛。
また、プレーだけでなく、「キャラクターもすごくほんわかしていてね。応援したくなるような選手ですよね」と魅力を挙げ、「こういう選手が出てきているので、これから先期待したいですね」と、広島の逆襲にも期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』